和牛の等級を語る

ブログ

こんにちは、加藤です!

先日、赤帽よつばぶらり旅で「那須高原」をご紹介させていただいた時に銘柄牛のついて出たのでブログを書きたくなりました!!

加藤は10年間食肉業界に身を置いて和牛・銘柄牛と共に過ごしてきました。

在籍していた会社では東京の芝浦市場で競りにかけられたその年のチャンピオン牛を何年も連続で競り落とし、その肉質や味見をしたりしてワクワクしたものです!!

5等級のお肉よりも3等級くらいの赤身肉の方が好んでいたりします!

写真映えのする霜降り肉はだいたいオス(去勢)で、味があるのは雌牛と言われています。

個人的にも雌牛の方が好きです!

そもそもよく飲食店やネットで「当店はA5のみを使用しています。」などの誘い文句を聞き見するとカッコ悪いと思ってしまいます。

格付け等級にはA~Cのアルファベットと、1~5の数字の等級が合わさっています。

A~Cは歩留り等級と言われる1頭分の枝肉と呼ばれる状態の物から骨や余分な脂などを取り除いてどれくらいの部分が食べれらるかと表したものです!Aになれば食べられる部分は沢山残っているという事になります。

つまりこのアルファベットの表記は枝肉を買い付ける食肉業者が目安にする部分です!

1~5の数字は肉質の等級になり、

・霜降りの度合い(脂肪交雑)

・肉の色沢

・肉の締まりやキメの細かさ

・脂肪の質

…この4点をそれぞれ5段階評価し、等級に振り分けている事になります。

5等級は全ての項目で5の格付けを取ったエリートというわけです!!

上記の表だと1~12まで霜降り具合の違うものがあり、No.8~12のところにあるものを5等級と呼んでいます!

お肉は大好きで友人や家族と焼肉を食べに出かける事もありますが、霜降りがあまり食べられなくなってきているのは実感しています!今でも同級生はバッカバカ霜降り肉を食べていますし、その姿を見てちょっと羨ましいなんて感じる事もあります!

霜降りカルビなどはSNS用に注文して写真を撮り1枚か2枚程度食べてあとは箸が伸びません!

牛タン、ハラミ、レバー、赤身多めのロース…豚の肩ロースなんかを焼いて食べて最終的のはネギやシシトウを焼いたりしてます!

そんな事を考えていたら焼肉が食べたくなりました!!